#02:運動会、彼女作り…。何事もチームで戦略的に取り組んだ高校時代

No.03 グローバルな起業家になる。エリート街道を飛び出した男の挑戦。

中澤さんのインタビュー#02です!
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開成、実は体育会系!

– 自然と開成はすごいですね…!開成ライフってどんな感じなんですか?

開成って中高一貫の男子校なのもあり、意外と体育会系なんです。
特に運動会が絡むと、パワハラ的な事は日常茶飯事でした。笑

良く言えば、学校全体がチームや集団としての活動をとても重んじていたんです。

ちょっと話はそれますが、開成の運動会は、中1~高3までが混ざった縦割りの組分けがされ、高3がリーダーを勤めます。
1年がかりで戦略を練り、運動会の準備をするんです。

なので熱の入れようが半端なくて、棒倒しがニューヨークタイムズに取り上げられた事もあります。

将来めちゃくちゃ活きる事になるんですが、開成はこの運動会のおかげで縦の繋がりがめっちゃ強いんです。
OBに会いに行くと、まず”運動会何組だった?”から会話が始まるくらい。

運動会が毎年5月にあり、高2の代は、それが終わると翌年の5月の運動会に向けて準備を始めます。
高3の5月に運動会が終わるまでは、受験勉強の時間が取れないので、開成は浪人生が多いと言われています。笑

そのくらい運動会にかける人が多かったですね。
僕も熱中していたので、運動会は結構な学生生活のウェイトを占めていました。

僕はこの頃、チーム活動をものすごく重視していました。
チームで力を合わせ、何かを達成する事が何よりも楽しかったんです。

中澤さんの写真
中澤亮太|Ryota Nakazawa。一橋大学経済学部在学中にレアジョブにてインターンシップ、イリノイ大学への1年間の留学を経験。2015年に卒業後、レアジョブのブラジル事業の立ち上げを経て2017年に起業。現在は仏企業アゴライズのオープンイノベーション事業の日本展開を手がける。

戦略的に文化祭、カップル量産

– チームを重視されたとのことですが、運動会以外はなにかされたんですか?

男子校だったので、”いかにして彼女を作るか”が重要な命題でした。笑

なので、高2の時に文化祭を企画して、なんとか彼女を作ろうと思ったんです。
オーラの泉という、当時流行っていた占い番組をパロディした企画を作りました。

リーダーがタカスケという名前だったので、”タカスケの泉”という名前で。
マジックペンでいい手相を書くと、運気が上がるという、なんとも怪しい企画です。笑

僕が副リーダーで、実行部隊長みたいな位置づけでした。
いい手相を書くためのマニュアルをつくり、相手が女子高生だったときのための口説きトーク集まで作成しましたね!

手相を見て、”そろそろいい人現れますよ。それは僕です”みたいな。
今思うとよくうまくいったなって感じです。笑

より多くの人が彼女作れるようにと思って、開成の同級生をたくさん巻き込んで文化祭を開催しました。

意外と企画がうまく言って、結構カップルが生まれましたね。

インタビュー中の中澤さん

裏目的も戦略的に達成

– 彼女作りもチーム戦、かつ計画的ですね!笑

そうでしたね。笑

当時、僕は何をするにも、仲間を作って戦略的に取り組んで成果を出すのが好きだったんです。

実はこの彼女作り作戦には裏目的があったんです。
それは、”旧校”と仲良くなることでした。

開成では、高校から入学した生徒のクラスを”新校”と呼び、中学から進学してきた生徒のクラスを”旧校”と呼んでいました。
高校入学時点で学んでいる範囲が、旧校のほうが進んでいるので、高1はクラスを分けて進捗を合わせるんです。
高2から混ざりあったクラスになります。

丁度この企画を立てたのが高2のときで、この”彼女を作る”というお題を通じて新校と旧校が仲良くなる事を目指したんです。

”彼女を作る”という目的が、みんな共通かつ強力だったこともあり、大成功でした。

この頃は特にチーム活動というか、みんなで楽しくやる事に重きをおいていました。

1点差で志望校に落ちる・・・

– 話は進み、大学受験はどのように進めたんですか?

先述の通り、高3の5月まで運動会があり、受験勉強は6月くらいから開始しました。

当時から漠然とビジネスを自分でやりたいと思っていたんです。

多分ルーツは父が脱サラして起業して頑張る姿を見ていたからでしょうか。
僕も自分で事業を作ってみたいという興味が昔からあったんです。
それで、ビジネスを学べそうな学部を選んで受けることにしました。

それで、経済学がいいかなと。
志望校は、東大文2(経済学部)に定めて、ダメなら一橋経済って感じでした。

インタビュー中の中澤さん

– 結果一橋に進まれたんですよね。

前期は東大、後期で一橋を受けました。

東大って試験を受けた後点数が送られてくるんですが、1点差で落ちていたんです!

当時は落ち込みましたね。
でも、なんとか後期で一橋に合格できたので、家からも近かったし一橋に進学することになります。

ただ、今振り返るとちょっと視野が狭かったなと思いますね。
あまり進路を深く考えずに決めてしまった感があって。

今のまま高校生に戻れるなら、海外の大学を目指したと思います。

特に僕は大学の頃から世界に目が行き始め、めちゃくちゃ苦労してなんとかグローバルな環境で仕事をするに至ったので、もっと早くから見ておけば…と思います。


#00:グローバルな起業家になる。エリート街道を飛び出した男の挑戦。
#01:内気な少年から、ガキ大将へ
#02:運動会、彼女作り…。何事もチームで戦略的に取り組んだ高校時代
#03:悔しさをバネに努力し、視点はグローバルに
#04:英語は本当に苦手だった。1年をかけた留学準備
#05:留学を経て定まった方向性。グローバルな起業家になると決めた
#06:就活はやめて自分の将来と向き合う
#07:社会人、1年目。単身、ブラジルで事業開発
#08:気軽に起業するも、本当に苦労した。香港で出会ったオープンイノベーション
#09:確信した、日本人のポテンシャル。若いうちから世界を見る事で、視野を広げよう