#04:英語は本当に苦手だった。1年をかけた留学準備

No.03 グローバルな起業家になる。エリート街道を飛び出した男の挑戦。

中澤さんのインタビュー#04です!
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復学し、英語を学ぼうとするも…

– 休学期間が明けてからは、復学されたんですか?

仕事が楽しかったので中退してそのままレアジョブで働くのもありだと思い、悩みました。
先輩や上司に相談したり、自分の将来を考え直したりしました。

結果的に、今すぐ中退するよりは、大学は卒業しておこうと思い、復学する事を決めました。
やっぱり高卒だと、将来の選択肢が狭められてしまうと感じたので。

レアジョブで英語の必要性を痛感していたので、交換留学する事にしたんです。
そして意気揚々と交換留学の要件を見たとき…

GPA(成績)が足りなかったんです!笑

大学1年の頃に授業をほったらかして課外活動に専念していたツケが回ってきました…。

これでは留学できないと思い、もう一年休学して世界一周しようと思ったんです。
世界を見れるし、英語も学べるかなと思って。

中澤さんの写真
中澤亮太|Ryota Nakazawa。一橋大学経済学部在学中にレアジョブにてインターンシップ、イリノイ大学への1年間の留学を経験。2015年に卒業後、レアジョブのブラジル事業の立ち上げを経て2017年に起業。現在は仏企業アゴライズのオープンイノベーション事業の日本展開を手がける。

先輩の一喝で目が覚める

- 世界一周ですか!2留は大分思い切った決定ですね。

それが紆余曲折を経て、最終的に世界一周は辞めました。笑

当時、まずは世界一周のための金を貯めようと思ってバイトしていたんです。
その頃、開成経営者の会というのがあって、僕はその事務局で参加しました。

開成経営者の会は、開成出身のベンチャーの社長さんが作った会で、僕は起業部の頃にその方と接点があり、事務局に参加したんです。

その会を通じて出会った経営者をやっている先輩に、”将来グローバルに働きたいので英語力を鍛えたいと思っているが、GPAが足りず交換留学できなさそうなので世界一周しようと思っています”と素直に相談してみたんです。

そしたら、”世界一周しても本当にビジネスで使える英語力は身につかないよ。出来ても表面的な会話だけ。”と一喝されて。

さらに、その方がイリノイ大学の日本支部長をやっていたんです。
毎年4人まで無料で留学させるプログラムを運営しており、GPAは最低限必要だけど、それよりもやる気や人間性を重視しているから、挑戦したらどうだと提案して頂いて。

それで、ダメもとでこのプログラムに挑戦する事に決めたんです。

本当に、悩んでいる時や進路を考えている時に相談できる人がいるのといないのでは天地の差があると思います。

インタビュー中の中澤さん

1年がかりでの留学準備

– そうだったんですね。このプログラムだと、休学扱いになるんですか?

大学が提供している交換留学プログラムではなかったので、普通は休学扱いにして留学する事になります。

ただ、僕は既に1回休学していた事もあり、教務課に交渉してみたんです。
イリノイ大学で取得する単位を、一橋の単位に交換できないかと。

教務課との交渉の結果、ゼミの教授の後押しもあり、単位交換を認めてもらう事ができました。
所属大学の交換留学でないと、休学しないと留学できないと思っている方は、ぜひ一度教務課と交渉してみると良いと思います。

- なるほど、そんな技があるんですね。留学準備はどのように進めたんですか?

一般的に、留学におけるハードルは以下の4点です。

  • GPA
  • TOEFL iBT/IELTS
  • エッセイ
  • インタビュー

僕の場合、GPAが低かったので、留学要件を満たすためには、それを挽回できるようなTOEFL iBT、エッセイ、インタビューの対策が必要でした。

※TOEFL iBTは主に米国への留学時に必要となる英語試験であり、120点満点でスコアが表示される。Speaking/Reading/Listening/Writingの4セクションで各30点満点。非常に難易度が高く、対策なしだと帰国子女でも難しい試験。大まかな基準として、Ivy Reagueは90~110点、米国中~上位大学は80点程度が最低条件となることが多い。IELTSは主に英国への留学で使われる。

特に、TOEFLでは80点以上が必要だったのに、当時の僕はTOEIC500点くらいだったので相当レベルアップが必要でした。

エッセイで必要な英作文力、インタビューで必要なヒアリング、スピーキング力共にTOEFLの勉強で鍛える事が出来るので、まずはベースの英語力を鍛えるためにTOEFLから取り掛かりました。

留学準備に注力するため、レアジョブのインターンも辞め、ユーザーとしてレアジョブを使って英語の勉強に活用しました。

やはり英語は実際に話すのが一番身につきますね。
古巣の宣伝ではありませんが、オンラインでそれが出来るレアジョブはとても留学準備で威力を発揮してくれました。

復学後の1年間(2回目の2年生)は勉強のために時間を注ぎ込みましたね。
英語力の強化と、落としていた単位を可能な限り取るために時間を使っていました。

そして、努力が実り、無事合格することができました。

インタビュー中の中澤さん

自分の情熱を確かめ、目標を立てて頑張る事が成長の近道

– 当時は本当に勉強に注力されていたんですね

実は一瞬、2年生の始めの時にオンライン塾サービスを作ろうかと思った事があるんです。
レアジョブでオンライン英会話をやっていたので、そのノウハウを使ってできるなと。

計画を練って実行しようと思ったんですが、すぐに僕は、それに情熱がないって事に気づいたんです。

”レアジョブでやった事を活かせそうだ”という動機で、あまり使命感とか課題感がなくて、情熱が燃えなかったんですね。
それでモチベーションが続かなくて。

開成経営者の会の件もあり、留学をして世界を知り、グローバルな舞台で仕事をしたいというモチベーションの方が勝りました。

自分の視野を広げてくれるし、やりたい事を見つけるキッカケになるので、ちょっとでも興味があれば、学生時代は様々な事に挑戦してみるべきだと思います。

僕の場合は、レアジョブに飛び込んでみたおかげでこれからのビジネスシーンで活躍するには英語の重要性に気づきました。
その後、開成経営者の会に顔を出した事で、留学への道がひらけました。
そして、留学と元々興味があったビジネスの立ち上げを天秤にかけ、今は留学して世界を見たい気持ちが強い事を確かめました。

このように、色々やってみる事で、初めて自分の目指す方向性が具体化されてくるのだと思います。
まずは興味で挑戦してみて、それをもとに自分の目指す方向性を整理し、目標を立てて頑張る事が重要なんじゃないでしょうか。

この時必死に努力して英語を勉強し、留学して本当に良かったと今でも思っています。


#00:グローバルな起業家になる。エリート街道を飛び出した男の挑戦。
#01:内気な少年から、ガキ大将へ
#02:運動会、彼女作り…。何事もチームで戦略的に取り組んだ高校時代
#03:悔しさをバネに努力し、視点はグローバルに
#04:英語は本当に苦手だった。1年をかけた留学準備
#05:留学を経て定まった方向性。グローバルな起業家になると決めた
#06:就活はやめて自分の将来と向き合う
#07:社会人、1年目。単身、ブラジルで事業開発
#08:気軽に起業するも、本当に苦労した。香港で出会ったオープンイノベーション
#09:確信した、日本人のポテンシャル。若いうちから世界を見る事で、視野を広げよう