#06:就活はやめて自分の将来と向き合う

No.03 起業家×グローバル!エリート街道を飛び出した男の挑戦。

中澤さんのインタビュー#06です!
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就活に間に合わず…

– 4年生で帰国されてからはどのように?

4年生の6月くらいに帰国しました。

当時僕は、自分が将来起業する事を決めていたものの、もう少しベンチャー企業でビジネスを学びたいと思っていたんです。

それで、就活するつもりだったんです。
でも、帰国時点で既に日本の就活シーズン終わってたんですよね。笑

それから、急いで残っている選考に滑り込んで後悔するくらいなら、就職浪人して、自分の将来を改めて考えようと決めました。

ありがたいことに、知り合いの先輩から、選考押し込むから来なよとお声かけいただく事もあったんですが、お断りしました。

中澤さんの写真
中澤亮太|Ryota Nakazawa。一橋大学経済学部在学中にレアジョブにてインターンシップ、イリノイ大学への1年間の留学を経験。2015年に卒業後、レアジョブのブラジル事業の立ち上げを経て2017年に起業。現在は仏企業アゴライズのオープンイノベーション事業の日本展開を手がける。

– 留学生の就活と言うと、ボスキャリ等には参加しなかったんですか?

※”ボスキャリ”(ボストンキャリアフォーラム)とは毎年10月~11月頃にアメリカ合衆国ボストンのボストンコンベンションセンターで3日間開催される世界最大級の日英バイリンガルのための就職イベントである。DISCO主催。

ボスキャリはイリノイ大学にいた時に、行きました。
ボスキャリは大企業が主な参加企業だったので、一応見ておこうと思って。

選考にいくつか参加して、内定も頂いたんですが、やはり僕はベンチャーに行きたいと思い、全て辞退しました。

インタビュー中の中澤さん

改めて自分の軸を整理し、将来を考え直す

– 将来を考えた時、重視する事は何だったんですか?

基本的には以下の3点を重視していました。

  • 若いうちから裁量を持てる
  • 海外に関わる
  • 成長しているビジネスである
若いうちから裁量を持てる

これは絶対条件でした。

将来起業する事を見据え、自分で裁量と責任を持って事業を作れる仕事がしたかったんです。

僕自身ベンチャー精神が強かったので、働く会社にもそれを求めていました。
同調圧力や、リスク回避的なマインドセットではなく、挑戦する姿勢やチャレンジの試行回数を重視するような文化の会社がいいなと。

海外に関わる

これは前回も散々触れたところですね。

レアジョブ、イリノイ大学留学を経て定まった僕の軸です。
特に留学を経て英語力がだいぶ強化されたこともあり、今度こそグローバルな世界で戦っていきたいと思っていました。

なので、働く会社もグローバルな視野でビジネスをしている企業がいいと思っていました。

成長しているビジネスである

これは新しく登場した軸ですね。

お会いした起業家がよく、世の中には波があり、それをうまく乗りこなす事が重要だと仰っていたんです。
ビジネスはサーフィンのような感じだと。

うまく波に乗ったほうが成功する確率が高いわけです。
個々人の実力以上に、この波に乗れるかどうかが、その後の成長に影響します。

僕自身も起業を考える中、市場選定が非常に重要だと感じていたので、この軸を重視しました。

伸びているビジネスは、スピードが早くどんどん仕事が大きくなり、それに合わせてポジションも増えて、自分も成長できそうだという理由もあります。

アジアでのビジネスを学ぶためにインドネシアへ

– 就活を一旦諦めた後はどのように過ごされたんですか?

将来に備えていろいろ経験しておこうと思って活動しました。

サイバーエージェントの子会社が、インドネシアに立てた支社でインターンシップを募集しており、それに申し込んだんです。

まだ日本以外はアメリカしか知らなかったので、経済全体が成長しているアジアでビジネスに携われるチャンスだと思って飛びつきました。
採用に繋がるインターンシップではなかったんですが、先述の通り、僕は就職留年するつもりだったので気にしませんでした。

合計4ヶ月で、7月と10月が日本、間の8~9月はインドネシアで過ごしました。

インタビュー中の中澤さん

インドネシアで成長を実感する

– インドネシアではどのような仕事をされたんですか?

当時の子会社には、日本人の社長一名、残りは現地インドネシア人メンバー数名で、そこに送り込まれたんです。

役割は、大きく日本の本社との連携と、日系企業への営業力強化です。
インドネシア法人とはいえ、収益の大半は日系企業のインドネシア法人からきており、日本企業の対応が重要だったんです。

ビジネスとしては立ち上げたばかりだったので、大きな売上が立っているわけでもなかったので、かなり苦しい状況でしたね。
レアジョブ1年目のように、がむしゃらに働きました。

ただ、レアジョブと留学での経験が活き、昔よりは仕事の質が上がったと確認できたのは良かったです。

自分が成長は、やはり実践で確かめるのが一番確実だと思います。
できる事、できない事が明確になりますし、ごまかしが効かないので。

自分の今の実力を確かめたい、成長しているか確かめたいという方は、実際のビジネスの現場に飛び込んでみる事をおすすめします。

未来の相方と出会う

– 初のアジアとの事ですが、インドネシアでは他になにか大きなイベントはありましたか?

実はこのインドネシアに送り込まれた日本人は、僕ともうひとりいまして。
彼が後に一緒に起業する相方になります。

未来の相方と出会ったという意味でも、このインドネシアでの2ヶ月は大きかったです。

僕は2ヶ月で帰国したんですが、相方はその後もインドネシアに残り、現地の社長に就任したんです。

この帰国した後も、現地で社長を続ける相方の相談に乗り続けた事から、絆が深まりました。

インタビュー中の中澤さん

再びレアジョブへ

– インドネシアから帰国後はどのように過ごされたんですか?

1年生の頃に幅広くベンチャー界隈で活動したおかげで、帰国後も結構ベンチャー企業からは声をかけて頂いたんです。

その中で、レアジョブの社長から連絡があったんです。
”今度、ブラジルで事業を立ち上げるけど、どう?”と。

当初は、”ブラジル全然知らねーよ!”と思い、”いいですね!”とだけ返し、その場では入社するとは返事しなかったんです。

その後は、改めて前回整理した軸に沿って、自分の将来を考えました。

そして、レアジョブが自由な会社である事は知っているし、海外での仕事も約束してくれている。
ブラジルは大きくなっているマーケットで、波が来ている市場である。

僕の軸はすべて満たしていると判断し、英語ができるようになった今、もう一回挑戦しようと思い直し、大学4年の卒業直前の2月からレアジョブにジョインしました。


#00:グローバルな起業家になる。エリート街道を飛び出した男の挑戦。
#01:内気な少年から、ガキ大将へ
#02:運動会、彼女作り…。何事もチームで戦略的に取り組んだ高校時代
#03:悔しさをバネに努力し、視点はグローバルに
#04:英語は本当に苦手だった。1年をかけた留学準備
#05:留学を経て定まった方向性。グローバルな起業家になると決めた
#06:就活はやめて自分の将来と向き合う
#07:社会人、1年目。単身、ブラジルで事業開発
#08:気軽に起業するも、本当に苦労した。香港で出会ったオープンイノベーション
#09:確信した、日本人のポテンシャル。若いうちから世界を見る事で、視野を広げよう